ワゴンR(HM23S)のブレーキランプが点かない本当の原因とは


やっと見つけることが出来た!

「ワゴンRのブレーキランプやスモールランプが点灯しない原因と解決方法」

を紹介します。


調べてみてわかったことですが、
世の中にあるワゴンRの中で原因不明のブレーキランプが点かない症状で困っている人がたくさんいるみたいです。


ワゴンRといっても、今回紹介するのはHM23SのワゴンRです。

【ワゴンRの歴史】

      初代 CT21S/51S / CV21S/51S型(1993年 – 1998年)
      2代目 MC21S/11S/22S/12S型(1998年 – 2003年)
      3代目 MH21S/22S型(2003年 – 2008年)

4代目 MH23S型(2008年 – 2012年)

      5代目 MH34S/44S型(2012年 – )
      引用:

ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典



その他の・・・
いや!もっと古い形式のワゴンRでも、同じ原因でブレーキランプが点かない症状があるかもしれませんので、参考にしてください。


ちなみに
最近のワゴンR(MH34S/44S)では、メーカー側が対応品になっていることで、おそらくですが、この症状が現れる事はほぼないと思います。

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ある日ブレーキランプが点灯していない事に気付いた

ある日・・・

「おっと!?ブレーキランプが切れてる!!
それじゃー電球買ってきて取り付けようかな?!」



早速テールランプを外して中のブレーキランプ(ダブル球)を見てみると・・・


「あれっ?電球は切れてないよな〜?!」


「えっ? どいうこと?????」


こんな経験ないですか?

きっとあなたはワゴンRに乗っていて、ブレーキランプが点灯していないことに気付き、早速ブレーキバルブを交換しようとしたらバルブ自体には何の問題も無い。

でも、
どうしてブレーキランプが点灯しないのか、どうしたら直す事が出来るのか知りたくてこの記事にたどり着いたのではないですか?


「テールランプがなぜか点灯しないけど・・・どうして?」

「とにかく今すぐブレーキランプが点くようにしたいんだけど!」

「パトカーに停められたらキップ切られる〜」


もちろん、
こんな事にならないように日々の車の点検はしなければいけないのですが、なかなかそんなことする人なんていないですよね!

まぁせいぜいエンジンオイルの管理とかラジエターのクーラントの点検ぐらいでしょ?

なので、
ある日突然ブレーキランプが点灯していないことに気付くわけです。(あっ!やべっ!!)

しかも、
ブレーキランプって後ろにあるんで、なかなか気付かないんですよね〜www。

パトカーに停められました(汗)

僕も以前、
普通に車でドライブしていた時にいきなりパトカーに停められて、おまわりさんにブレーキランプが点灯していないと注意されたことがありました。

その時は運良くキップを切られずに助かりましたが、危うくせっかく頑張って取ったゴールド免許がなくなるところでした。(汗)


もちろん、
すぐにブレーキランプのバルブの交換をしようとしましたよ。

ちなみに、バルブとは電球のことです。

しかーし、
プレーキバルブには問題がないのに点灯しなかったんです。(中のフィラメントが切れてない)


しばらくは原因が解らず悶々とした日々を過ごしていました。


だから、お気持ちは痛いほどわかります。


だって、
てっきりバルブ(電球)が切れているんだろうと新しいバルブを購入して、いざ交換しようとテールレンズを取り外し中のバルブを見てみたら、バルブ自体は何の問題も無いのですから!


かといって、どうすればいいのやら・・・。


そんな中僕もいろんなことを試しながら、やっと原因を見つけることが出来て、なんとか対策をすることができました。


なので、
こんな症状でどうしたらいいのか困っている方へ私がやったワゴンRスティングレイ(HM23s)のブレーキランプが点かないときの対処法を体験談も含めてシェアしたいと思います。

とうとう見つけた!本当の原因はこれだった!!

「じゃー何が原因?」

以前いろいろやってみたことで解ったことがありました。


いろいろやってみた記事はこちらです。

ワゴンRのテールランプが点かない時のバルブ端子接点復活法

ワゴンR(HM23s)のテールランプ切れの原因とバルブ交換方法



僕の場合は、
バルブ切れ端子のサビが原因ではなかったのですが、1つわかったことがあります。

それは、
バルブとソケットの端子同士の接触が悪いのではなく、別のどこかに接触不良の部分があるのではないかということです。


考えられるのは、

  • 配線ケーブルの断線
  • 端子とケーブルの接合部分が外れている
  • アース不良



この辺が怪しい気がします。

とりあえずこの中で接触不良の箇所を探さないといけません。

ということで、1つ1つ出来るところからチェックしていきたいと思います。


しかし、素人の出来るところと言っても、バルブソケットとそこから出ている配線ケーブルくらいです。

まずは、ケーブルを見てみます。

ソケットから出ているケーブルは、10㎝ほど見えるのですが、あとはバックランプとウィンカーのケーブルとで1つにまとめられテープでグルグル巻きにされています。そこから先はボディーの中に入っていますので、調べられるところはこの10㎝ほどの部分だけです。


しかし、簡単に断線を調べるといっても見たり触ったりしてすぐにわかるものでもないし、かといって手当り次第にチョキチョキ切るわけにもいかないので、とりあえずケーブルを調べるのは後回しにしました。


次に怪しいのはバルブソケットです。


↓ブレーキバルブのソケット
バルブソケット
【テールレンズに付いている状態】


↓裏から見たバルブソケット
バルブソケットとケーブル
【テールレンズから外した状態(裏側)】


3本のケーブルがソケットの裏側から中へ入っていて、1本はアース線であとの2本は端子に繋がれています。
ちなみに黒い線がアース線で、赤と緑の線がそれぞれ2つの端子に繋がっています。

アース線についての説明はこちらをご覧下さい。

ワゴンR(HM23S)のブレーキランプ接触不良とアースの関係



↓バルブと接触する端子
ソケット端子

バルブソケットの構造について

ここでブレーキバルブのソケットについて説明します。

ブレーキバルブのソケットは、小学校のときに理科の授業で習った『豆電球』のソケットと同じ構造だと思ってもらえれば簡単だと思います。



3本のケーブルがソケットに繋がっていますが、黒い線は【アース線=マイナス(−)】です。
赤と緑の2本のケーブルは、どちらも【プラス(+)】の線です。

「あれっ?」

プラス(+)とマイナス(−)の線が1本ずつならわかりますが、プラス(+)の線が2本あるのが不思議だと思う人がいるかもしれませんね!

これはワゴンRのブレーキバルブは、ブレーキを踏んだときに光るブレーキバルブと夜間暗くなった時ライトを点けると光るスモールバルブの2つを兼用するバルブ(電球)になっているからです。

そのようなバルブ(電球)を【ダブル球】と言います。


ダブル球の説明はこちらをご覧下さい。


では、
3本の線がどのように繋がっているのか確認したいと思います。

の2本の線は、ソケットの裏から入ってバルブと接触する端子に繋がれているはずですが、表からも裏からも見ただけではどのように繋がっているのか確認出来ません。

アース線も同じように裏から入っていますが、こちらはバルブの受け金具に繋がれていると思います。しかし、これもどのように繋がれているのか確認出来ません。

バルブソケットパッキン

パッキンをめくると、黒いアース線はこんな感じでソケットの中入っています。

恐らくパルブを取り付けるこの金属の部分に繋がっていると思うのですが、この状態ではどのように繋がっているのかわかりませんね。

バルブソケットを分解してみる

これではよくわからないので、バルブの入る受け金具の部分を先に外してしまおうと思います。

外し方は、
引き抜くだけで外せるはずなのですが、そうは簡単にはいきません。そのまま手でつまんで引き抜くこうとしましたが無理でした・・・www。

バルブ受け金具

なので、
マイナスドライバーを使ってみます。
マイナスドライバーの先端を受け金具の切り欠きの部分に差し込みます。

受け金具外し方

上下にこじるようにドライバーを動かしながら徐々に外していきます。(ケガをしないよう注意しながら)


受け金具はずれた

やっと金具が取れました。

「おぉっ!なんだこれ?」

なんと、アース線は金具と繋がっていませんでした。

繋げるというよりは、アース線は受け金具をソケットに入れる際についでに一緒に挟み込んでいるだけでした。

「えぇ〜??」

もっと頑丈な方法で繋がっていると思っていたので、こんな単純な方法で繋げているとは少々驚きました。


アース線ソケット

しかも、
よく見てみるとアース線と接触していたであろう部分が、少し焦げたように黒く変色していました。さらにソケット側もプラスチック部分が溶けているように見えます。

アース線の一部の銅線が溶けたプラスチックに、のめり込んだようになっています。


焦げたバルブ受け金具


恐らく時間の経過と共に銅線と金具の接触が悪くなりショートして、それにより発熱してプラスチックが溶けたのでしょう。

そして、
ソケットのプラスチックが溶けたことにより、アース線がソケットの中にめり込む事で、さらに接触が悪くなっていったのではないでしょうか?


これでは、しっかりとアース線と金具が接触出来ないので、まともに電気が流れるはずがありません。


「しかし、これでわかりました!」


やっと接触不良の箇所を特定することができました。

ワゴンRのブレーキランプが原因不明で点灯しなくなるのは、アース線の接触不良が原因だったんです。

これが知りたかった!
ワゴンR(HM23s)のブレーキランプが点かない時の対策とは

原因がわかれば、あとは接触不良が起こらないような対策をするだけです!!

一番良いのは、ディーラーや修理工場で新しいバルブソケットごと交換してもらえば手っ取り早いと思いますが、ここでは簡単に自分で直せる方法として対策してみたと思います。(お金ないので・・・w)


原因はアース線と受け金具の接触不良なので、この2つをしっかり繋げてやればいいわけです。

では、つなぐ方法をどうするか?

ということで、
「僕が考えたのはアース線を受け金具に直接くっつけられないか?」
ということです。

その方法として、ハンダを使って溶着してみようと考えました。いわゆるハンダ付けってヤツです!


「しかし・・・」


早速ハンダを用意しアース線を付けようとしましたが、どういうわけか全く付く気配がありません。
付いたと思ってもすぐに外れてしまいます。


もしかして、金具の表面処理によって付かないのではないかと思い、金具の表面をヤスリで削って足付けしてみましたが、これでも上手く付きませんでした。

調べてみると、ハンダと付ける金属の相性がある事がわかりました。
なので、相性の良いハンダを使えば溶着することができるかもしれません。

僕の場合は、手持ちのハンダは1種類だけでしたので、ハンダで付けるやり方は諦めました。

ほかにも金具に穴をあけてリベット留めも考えましたが、残念ながら穴をあける道具やリベットも持っていません。

それに、現状がボディーにソケットとケーブルが繋がったままの状態ではスペース的に無理です。


しょうがないので、とりあえずの処置として今までと同じ方法でアース線を元に戻す事にしました。
同じ方法というのは、金具をソケットに入れるときににアース線も入れて挟み込む方法です。

しかし、
同じ溶けた部分に挟み込んでもまた接触不良を起こしやすいので、銅線を金具と挟む場所を少し横にずらしてみました。
ソケット取り付け

それと、元々銅線の一本一本がバラバラに広げたような形で挟んでいたので、紙縒り(こより)のように銅線をねじって出来るだけ厚みが出るようにしました。そうやって挟み込むことで金具に銅線を強く押し付ける事で接触不良が起きにくくなると思います。


上手くソケットに入れる事が出来たら、あとはバルブを取り付けてみて点灯するか確認をしてください。

点灯が確認出来たら、元通りにテールレンズをボディーに取り付けて作業は終了です。


「お疲れ様でした!!」

まとめ

今まで何台もの車を所有してきましたが、今回のようなブレーキランプが原因不明で点灯しない例は初めての経験でした。


電気には詳しくないので、もしかしたら違うかもしれないですが、アース不良により車内の電圧が不安定になりナビの照明が点いたり、メーターパネルの照明が点灯したのではないでしょうか。

実はスズキ車は電気系統のトラブルが多いということは聞いていましたが、結局はソケットの構造に問題があったように思います。


正直
「もう少しなんとかならないもんかな〜」
と思う所はありますね!

とは言うものの原因がわかってとりあえずですが、対処出来たので良しとします。


ちなみにアース不良の対策をしてからは、今のところ全く問題ありません。


自分でできるようなら、やってみてもいいかもしれませんが、あくまでも自己責任でお願いします!・・・www

もし、自分でやるのは自信がない人は無理しないでディーラーや修理工場に任せるのが安心、安全だと思います。


ということで、長々とお付き合いくださり有り難うございました。
お役に立てたら幸いです。


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➡️ワゴンRのテールランプが点かない時のバルブ端子接点復活法

➡️ワゴンR(HM23S)のブレーキランプ接触不良とアースの関係

➡️ワゴンR(HM23s)のテールランプ切れの原因とバルブ交換方法

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